初めまして、ごきげんブルーベリーファームオーナーの櫻木彩人です。
私は全く農業に興味がなかった都会生まれ、小さい頃からずっとサッカーが大好きで、毎日毎日ボールを蹴っているような子どもでした。
その後セミプロとして活動し、29歳の時で引退。
今までずっと目標に向かって挑戦し続けていた日々から離れた時、人生で何を目標にしたらいいか分からない。
何をやっても、どんな仕事をしてもつまらないと思っていました。このままでは家族が、、、自分の人生がダメになる、、、そんな時にまさか、家族と行ったブルーベリーファームが私の人生を変えるなんて思ってもいませんでした。
その当時の、オーナーは70歳過ぎの男性で、1人でブルーベリーを育てていました。(当初は1500本あったそうです。)
初めてここのブルーベリーを食べた時は、
「今までで食べたことがないくらい甘くて大粒で美味しい!」
と感動したことを今でも鮮明に覚えています。
それ以来、家族での恒例行事となり、夏休みにここのブルーベリーをたらふく食べることが楽しみでした。
3年ほど前にオーナーがもうそろそろ辞めたい、身体がついていかないし後継者がいないから、ここを閉めようと思うと話してくれました。
私は、
・家族で作った大切な思い出の場所を絶対なくしたくない!
・甘くて大粒な美味しいブルーベリーをたくさんの方に食べてもらいたい!
・そして自然豊かなこの愛川町で癒されてほしい!
と強く思い、自分自身の想いをオーナーに伝え手伝い始めました。
去年の10月から新規就農者として本格的にブルーベリーファーム引き継ぐことになり、いざ1から一人でやってみるとやらなければならないことがたくさん出てきました。
1200本の剪定で、ばね指になってしまったり、、、今年の雪で防鳥ネットがダメになったり、、、3000坪の広大さに心が折れそうになったり、、、問題は山積みでした。
でもそんな時、必ず助けてくれる人たちがいます。
一緒に農作業を手伝ってくれる人、声をかけて差し入れを持ってきてくれる人、どんな事にも協力してくれる家族の存在が私の大きな力そしてやりがいに繋がっています。
ブルーベリーと出逢い、人の温かさを感じ、自然と仕事をするということが「自分らしく生きれること」を発見しました。
ごきげんブルーベリーファームは、とても心地の良い土地です。
自然と人と触れ合うことで笑顔がたくさん生まれ、先代たちが残してくれたこのブルーベリーファームから皆様に「感動的なごきげん」をお届けしたいと思います。
今後は家族の恒例行事になるように、
・ブルーベリージャム作り体験!
・ピザ窯を作って地域の美味しいものを食べよう!(愛川町で作っている野菜は自然農、有機栽培が多いので安心安全で美味しい)
・ツリーハウス、ブランコ作り など
アクティビティやイベントを増やしていきたいと思っています。
愛川町という自然豊かな場所で皆様にお会いできる事楽しみにしております。